岐阜放送の誕生

岐阜放送、通称「ぎふチャン」です。1962年に地元新聞社、岐阜新聞社の完全子会社、全国で45番目のラジオ放送開始する「ラジオ岐阜」が設立されました。1959年の伊勢湾台風で岐阜県を主体とした報道機関がなかったことが設立のきっかけであったそうです。その後、テレビ放送事業を手掛けたのは1968年で、日本では「独立民法放送」の先駆けと言われています。呼称の変更を1992年に行い「岐阜テレビ」・「岐阜ラジオ」となりました。2007年開局45周年を迎えました。これを機に本社の移転を行い現在はJR岐阜駅前の「岐阜シティ・タワー43」の4Fにあります。「ぎふチャン」の愛称も45周年に合わせつけられました。

岐阜放送本社|「岐阜シティ・タワー43」

岐阜放送の本社がある「岐阜シティ・タワー43」は、商業・住居複合ビルとして2007年10月にオープンしました。住居を伴う複合ビルとして中部圏で最も高い163M地上43階建のビルです。今から24年前の1983年に大規模小売店の誘致から始まった。そのご大手百貨店の出店の予定であったが、バブルの崩壊とともにその構想も立ち消えとなる。2002年に岐阜シティ・タワー43開発案が採用となり、建築工事の着手は2005年からとなる。これに合わせ住宅部分の分譲を開始を行った。当時の販売価格が1570万円から1億2000万円と高額の分譲にもかかわらず即日完売という人気の高さがよくわかる。2007年に住人の入居と商業施設が入り、同年10月にグランドオープンとなった。

岐阜放送の放送エリア

岐阜放送の放送エリアは、東南向けの電波が弱いために名古屋市内では障害物がほとんどないにも関わらず、ほとんど視聴することはできない。しかし愛知県の岐阜側、三重県、滋賀県、福井県、富山県、長野県などの一部地域で視聴することができる。一方で岐阜県内では、中京テレビ、愛知県のテレビ東京系列、テレビ愛知などをはじめ、テレビ局が9局も受信できる日本国内では珍しい地域と言えるのである。岐阜放送は、通常の系列とは違いスポンサードではないが、テレビ東京系の番組が放送されている。名古屋の民放を中継局で受信している中濃・東濃・飛騨などの場合はテレビ愛知が受信不可能な地域も多く、テレビ東京系列局の代わりとして普通に視聴されている。

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